ポツンと一軒家 宮崎県高千穂町の焼山寺 お篭り堂(おこもり堂)

 
 

 
2/25「ポツンと一軒家」1軒目は宮崎県西臼杵郡高千穂町が舞台。
山の上にある立派な建物は焼山寺正寿院(おこもり堂)でしたね。
 
衛星写真を見て林先生が「お寺ではない?」とぴったしカンカン。
8合目あたりから雪が積もり車を止めて徒歩でたどりついたお寺。
 
地元の人から霊場として慕われ今なお伝統が息づいていましたね。



浅ケ部八十八か所

 
 
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標高796mの高台にある焼山寺から見下ろす景色は素晴らしいです。
四国のお遍路を模して造られたミニチュア版の宮崎の霊場ですが
 
浅ケ部八十八か所とも呼ばれ多くの人に親しまれているようです。
美しいおこもり堂は21年前に建て替えられて現在で3代目だそう。
 
周囲八十八か所に石仏が安置されていて参拝者がやってくるとか。
四国よりもスケールが小さいのでコンプリートはしやすそうです。

焼山寺(十二番札所)


 
享保の大飢饉でこの辺り一帯でも沢山の人が亡くなったようです。
人々の供養と無病息災を願い建てられたのがこちらの焼山寺とか。
 
霊場開場にあたり四国八十八か所の各寺から土を譲り受けたそう。
享保6年(1835年)旧暦の3月21日に焼山寺(おこもり堂)が開場。
 
今でも毎年旧暦の3月21日に徹夜で「おこもり」を行っているそう。
それ以外に2回合計すると年3回「おこもり」は実施されてるとか。

おこもり


 
徹夜でお経を唱える伝統行事「おこもり」はかなりハードですね。
参加する方たちの高齢化もあり近年は簡素化を進めてるそうです。
 
場所はお堂とご本尊と麓に分かれてて5回ずつ独経するスタイルに。
時間も限定して数時間で終わるそうで体への負担は減ったんだとか。
 
翌日おこもりに参加した人をもてなす接待は今までどおりに実施。
伝統を地域で守る取り組みがしっかりとされてるので安心ですね。

まとめ


 
おこもりが簡素化されたとはいえやはり高齢者にはキツそうです。
昔は夜を徹してやっていたというからさながら耐久レースみたい。
 
こういう日本の伝統を次の世代にどう繋いでいくかが大きな課題。
特に日本神話とゆかりの深い高千穂なので頑張ってほしいですね。
 
焼山寺に続く山道が舗装されていましたが一部が土砂崩れのまま。
早く元通りになって安全に参拝できるようになってほしいですね。
 
 

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