2/6「ポツンと一軒家」は福岡県田川郡添田町中元寺が舞台。
山の中で実家をメンテナンスしてたのは藤田敏夫さん(71)
次女夫婦と共に亡き父の残した庭などを手入れしてましたね。
麓の集落では小石原焼の陶芸家・森本金光さんの元を訪れて
飛び鉋を使った美しいお皿の作り方を教えていただきました。
小石原焼
300年以上の伝統のある小石原焼がこの地域では盛んのよう。
今も40件以上窯元があるそうで森本さんは2代目なんだとか。
ろくろで回転する粘土に刷毛目や飛び鉋で模様つける伝統芸。
地元で取れる赤土を振動土練機で真空状態にして轆轤に乗せ
皿の形になったら表面に白土をかぶせて鉋で削り出来上がり。
森本さんの工場の隣にはお店もあり展示販売しているみたい。
福岡県
宝山窯
藤田敏夫さん
目的の一軒家は森本さんも地元区長さんも知らなかったですが
市内から通いで来ている藤田さんの話を聞くことができました。
コロナ禍の今は金〜月の4日間ここで寝泊まりしてるんだとか。
東京の大学を出てから都市高速で設計の仕事をしているそうで
現在はリモートワークで実家で一人のびのびと働いてるみたい。
稲作は40年前に母が他界した時にやめ11年前には父親が死去。
思い出の故郷
ずいぶんな山奥やね。 pic.twitter.com/L89E4junmy
— etoransie (@etoransie) February 14, 2022
県行造林という制度でここで林業を生業にしてきた藤田一家。
作業員用の飯場が残されていて当時の様子が思い浮かびます。
小学校まで片道6kmの距離を2時間かけて登校してたとは驚き。
中学になると自転車通学でしたが片道9kmの距離で大変ですね。
当時は自給自足生活のために乳牛やヤギや鶏を飼育してたそう。
今と違い町まで買物に行くのが一苦労だったので当然です(^^)
まとめ
美しいな。 pic.twitter.com/A6vTkdniRJ
— TED_41 (@jetbath) February 14, 2022
麓で長女夫婦と2世帯住宅で一緒に暮らしている敏夫さんですが
1時間以上かけて実家に来て一人作業してるので不安もあるそう。
次女夫婦も高齢になり今後メンテナンスに来れるかは分からない。
それでも体が動くうちは家を守りぬいていきたいという敏夫さん。
亡き父親の残した立派な庭園をこれからも守ってほしいものです。
(森本さんのではないですが小石原焼を通販で買えるようです↓)
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