11/12「ポツンと一軒家」は秋田県北秋田市森吉が舞台でしたが
目的の建物は庄司繁さん（71才）が所有するかつての宿泊施設で
現在は一人暮らしをしながら傷んだ箇所を改修工事しているそう。
山上では「庄南舞茸狩り」をやっていて美味しそうでしたね(^^)
この先20年はマイタケで商売すると元気いっぱいの繁さんでした。
ダムに沈む故郷
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元大工で今も現役という繁さんは米農家で生まれた4人兄弟の長男。
中学まで地元にいて卒業後は東京で大工になり38才の時にUターン。
故郷でダム建設とスキー場開発があった際に土地を手放すと同時に
新たに近くに山を購入してそこに作業員用の宿泊施設を作ったそう。
建物を建設中に8才年下の京子さんと友人の紹介で知り合って結婚。
オープンした宿は多い時で年間900組も宿泊して大忙しだったとか。
妻への感謝
残念ながら京子さんは14年前に子宮癌になって48才の若さで他界。
愛する働き者の妻が亡くなりやむなく民宿をやめたという繁さん。
その2年後あの東日本大震災が起きてまた生活が一変したそうです。
繁さんは復興支援で現地に入っていろいろな仕事をしたそうですが
3年前に実家に戻り今は妻を過ごした思い出の宿に暮らしてるそう。
妻には苦労をかけたので感謝しかないとしみじみ語る繁さんでした。
舞茸狩り
いい話やった。 pic.twitter.com/q5vqkfWBR9
— TED_41 (@jetbath) November 25, 2023
山の上の舞茸狩り場は標高が高くて麓より気温が5度ほど低いそう。
黒いビニールで覆われた菌床一株で1.5kgほどの舞茸が取れるとか。
美味しい舞茸が育つ条件は以下の3つあるそうです。
○ 年間を通じて30度以下の気温
○ 直射日光が当たらない
○ 風通しが良い
「庄南舞茸狩り」は3つの条件を満たしてるので美味しいそうです。
ちなみに土地は5年間無料で借りて収穫した舞茸が借地代なんだとか。
今川芳久さんというきのこの先生から舞茸作りを学んだという繁さん。
まだ2年目ですがJAを通さずに舞茸を自らお客さんに売っているそう。
まとめ
舞茸美味しそうや(^^) pic.twitter.com/fCSCCB09A9
— TED_41 (@jetbath) November 25, 2023
気になる舞茸の値段ですが現地で持ち帰ると1.2kgが3600円でした。
グラム数に応じて値段が決まってるので必要な分をゲットできますね。
採れたての舞茸を使って繁さんがきりたんぽ鍋を作ってくれましたが
比内地鶏で出汁をとった鍋に舞茸を入れてクルミを隠し味にして完成。
肉厚な舞茸ですがサクサクした食感でとっても美味しそうでした(^^)
これからも大好きな舞茸栽培を元気に続けていってほしいものですね。
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