5/29「ポツンと一軒家」は福島県いわき市三和町下市萱が舞台。
家の主は小室一康さん(72)で妻の秋子さん(78)と二人生活。
100年前に曽祖父が宮城から移り住んで蒟蒻芋栽培と養蚕に従事。
父親の代からは稲作と林業をしてここで暮らしてきたんだそう。
ソメイヨシノに挟まれた築9年の山小屋風の家がステキでしたね。
三和町の小室さん
4人兄弟長男の一康さんは中卒後にしばらく家業の林業を手伝い
20才で川崎市で築炉工(鉄工所の窯を作る)になったんだそう。
友人の紹介で秋子さんと知り合い2年間交際して昭和51年に結婚。
翌年にタクシー運転手になり31才の時に福島に家を建て引っ越し。
勤務地の東京まで片道4時間も通勤する生活を39年も続けたそう。
2年前の70才までタクシードライバーだったとはスゴイですね。
山小屋風の家
23年前に両親が他界し12年間生家が空き家になっていましたが
3.11の大震災で母屋が修復不可能になって建て直したんだそう。
玄関はアスナロとナツツバキが組み合わされててオシャレです。
欅の食卓テーブルや壁に飾られた大鋸のオブジェもカッコイイ。
大きな窓からは立派なソメイヨシノと小さな滝が見れましたね。
ロフトは客用と子供たちの寝室になっててまるで秘密基地(^^)
宝の山
良い話やね。 pic.twitter.com/LUyD3mnPZl
— TED_41 (@jetbath) June 8, 2022
一康さんの自慢の一つはカエデから採取するメープルシロップ。
木の南側からドリルで穴を開けて樹液を集め煮詰めて作るそう。
田んぼではあきたこまちを作って子供や孫たちにあげてるとか。
休日にやってきた孫がタラの芽や行者ニンニク食べてましたね。
宝の山を色とりどりの花で美しく飾るのが一康さんの夢だそう。
辛いこともいろいろあったけど今はとっても幸せというふたり。
まとめ
宝の山やね。 pic.twitter.com/RpGA7MxUGY
— etoransie (@etoransie) June 8, 2022
2勤1休とはいえ福島から東京まで4時間通勤とはスゴイですね。
地元でタクシー運転手をするより東京のほうが給料がいいそう。
携帯の電波もなくワイファイもないそうですが豊かな山ですね。
かつては農耕馬がいて牛の畜産や羊やニワトリも飼ってたとか。
キレイな山の湧き水もあり自給自足生活が可能で羨ましいです。
食の安全が叫ばれてますから田舎暮らしは一つの選択肢ですね。
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