5/22「ポツンと一軒家」は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町が舞台。
案山子を作るのが趣味の後呂光さん(82)の自宅を訪れました。
生家は橋本市にあって終戦後に祖父母の家に移住したそうです。
かつて25世帯150人ほどの集落があったものの今は二人だけに。
大自然の中で心豊かに暮らせていてとても幸せだという光さん。
勝浦町の後呂さん
5人兄弟次男の光さんは中卒後に田んぼの手伝いと林業に従事。
23才で実家を出てからは和歌山市の鉄工所で働きひとり暮らし。
妻の秀子さんの実家は500m奥にあって小2までここに居たそう。
親戚の紹介で二人は結婚し22年前にここに戻って来たんだとか。
光さんが定年退職したタイミングで母・音枝さんとの同居生活。
翌年に母が亡くなり以来ずっと夫婦二人で暮らしてるんだそう。
自然と共存
2011年の台風12号で紀伊半島に大雨が降って近くの山が崩落。
1年間は車が通れず獣道を使って麓まで行き来してたそうです。
半年後に人が通れる程度の道を自分たちでなんとか作ったとか。
母屋も離れもすべて手作りで大工も左官もやってしまう光さん。
庭の小さな池にはかわいい金魚とメダカが元気に泳いでました。
他にも水槽でうなぎを飼育していてミミズを食べてました(^^)
楽しい山の生活
楽しそうやね。 pic.twitter.com/fQLOxIe1m8
— etoransie (@etoransie) June 1, 2022
畑では約30種類の野菜を作りほぼ自給自足生活をしているそう。
家の裏には日本蜜蜂の巣箱を設置し分蜂して蜜を採取してました。
100%日本蜜蜂のハチミツを入れたコーヒーをいただいた捜索隊。
ホットケーキの上にもたっぷりとかけて美味しそうでしたね(^^)
今二人で取り組んでいるのはササユリの花を群生させることとか。
昔は当たり前にあった美しい風景を取り戻したいと語ってました。
まとめ
ハチミツ食べたい! pic.twitter.com/KQIGSsAq1F
— TED_41 (@jetbath) June 1, 2022
種から育てたササユリが花を咲かせるまでは7~8年もかかるそう。
水苔の中に種を入れると発芽するも雑菌に弱くて育てるのは大変。
地道な骨の折れる作業の繰り返りですが苦にはならないんだとか。
田舎の暮らしは心を豊かにするのそこにフォーカスしているそう。
「食べるところと一畳あれば人は住める」と悟りの境地の光さん。
これからも楽しく元気にポツンと生活を続けてほしいものですね。
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