9/4「ポツンと一軒家」は茨城県常陸太田市上高倉町が舞台。
築244年の古民家に住んでいたのは小野瀬繁光さん(84才)
奥さんのよてさん(80才)と仲良く楽しく生活してました。
家は武生神社の近くで見晴台からは富士山が見えることも。
日本昔話に出てくるような民家は歴史の重みを感じますね。
茨城県上高倉町
もとは13世帯が住んでいたものの昭和59年に林道が開通し
逆に若い世代がどんどんと山を出ていったという繁光さん。
集落に暮らしてたのは戦国武将の佐竹義重の末裔のようで
享保の頃に徳川から秋田移送を命じられここに逃れたそう。
小野瀬家は代々林業が家業ですが繁光さんは元自衛隊員で
18~25才まで古河駐屯地の工兵部隊に所属していたとか。
築244年の民家
自衛隊をやめて家族の必要で実家に戻った後は林業に従事。
60才まで予備自衛官として毎年5日間の訓練をしてたそう。
繁光さんの家も拝見しましたがさすがは安永7年の建築です。
1778年10代将軍の徳川家治の頃から建っててスゴイですね。
井戸水しかなかった頃は一日20回も汲んで運んだそうです。
結婚式も家で行い花嫁のよてさんは3kmも歩いて家に到着。
平穏で終わりたい
田舎はいいなぁ。 pic.twitter.com/ofccTM5QgB
— TED_41 (@jetbath) September 7, 2022
家のそばの炭窯も繁光さんの手作りで趣味で始めたそう。
主にこたつで使う黒炭を楢木で作って知人にあげてるとか。
急斜面の水はけのよい土地ではコンニャク、じゃがいも、
すいか、長ネギ、かぼちゃ、きゅうり、なすなどを栽培。
今後について尋ねると「平穏で終わりたい」と繁光さん。
よてさんも主人と一緒に私も山に残ると言ってましたね。
まとめ
故郷は大切にしたいね。 pic.twitter.com/aHklHbqZrc
— etoransie (@etoransie) September 7, 2022
二人の出会いはよてさんの叔父さんを通しての見合いで
わけがわからないまま結婚したと冗談で言ってましたね。
時代を感じますがお互いに良い相手を見つけられました。
繁光さんは屋根葺きだけせなく庇や籠を作ったりと器用。
自衛隊の頃に橋や建屋などを作った経験が役立ったとか。
現在の生活に満足だという繁光さんは「無欲」だと一言。
これからも元気で楽しく山の生活を続けてほしいですね♪
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