3/14「ポツンと一軒家」は熊本県球磨郡球磨村の一軒家。
主は中塚吉行さん(73才)で1年前からここで一人暮らし。
94才の母親がいつでも来れるよう家を管理しているそう。
18才で就職のために実家を離れ東京などで働いた吉行さん。
70才を過ぎ思うことは故郷の大切さと意味深なコメント。
球磨村の中塚さん
90年前に祖父が移住したのはもっと山頂付近の一軒家。
椎茸栽培を生業にし今の家は父親が建てた3軒目だそう。
33才で結婚し4人の子供の父親となった吉行さんですが
麓に家があり実家に戻ったのは母親の世話のためだとか。
実家に通じる約1kmの道は昭和49年に自ら作ったそう。
現在は椎茸栽培をやめ稲作も自分の食べる分だけ栽培。
大切な故郷
庭には鶏が放し飼いにされており檻のなかには軍鶏が。
納屋に見える建物はかつて椎茸を乾燥させていた場所。
乾燥機にかけると200kgの椎茸が20kgになるんだとか。
昔はそれを30kg背負い麓まで獣道を降りていったそう。
唐箕という50年前の脱穀する道具も見せてくれました。
風の力を使い一番米と二番米を上手に選別してましたね。
後悔してること
お肉や魚以外はすべて自給自足しているエコな吉行さん。
畑でブロッコリーやブルーベリーも作っていて楽しそう。
人生を振り返りたった一つ後悔していることがあるとか。
それは自分の子供たちをここで育てられなかったこと。
確かに不便な部分があるとはいえこの場所が一番だそう。
自然の中でのびのび暮らす大切さを実感する吉行さん。
まとめ
いい話やね。 pic.twitter.com/e2eUZIYg6K
— etoransie (@etoransie) March 21, 2021
現在は麓に暮らすお母さんは山の暮らしが大好きらしく
元気なうちは何も不便ではなかったと言ってましたね。
4年前の骨折は完治して今はお元気そうで安心しました。
吉行さんも大腸がんの手術から持ち直し良かったですね。
五右衛門風呂は5年前までは現役だったとはスゴイです。
今は4ヶ月1万円の銭湯に通うのが楽しみという吉行さん。
お母さんと一緒に元気で長生きをしてほしいものですね。
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