1/28「ポツンと一軒家」は愛媛県伊予市双海町高岸が舞台で
家の住人は18年前に大阪から移り住んだ内藤和博さん(76才)
以前番組に登場したミカン農家の岡田誠一さんのすぐ近くで
地元の人の紹介で捜索隊が目を付けてた物件だったようです。
亡き妻・節子さん(享年59才)のエピソードがステキですね。
絶景が見える家
もともと40軒ほどの集落があったものの現在は内藤家だけに。
移住を決意したのは麓に住んでいる姉夫婦の紹介がきっかけ。
山に良い物件があるので住んでみないかと言われたそうです。
下見に行くと素晴らしい景色に感動し即購入を決意したそう。
若い頃はNTTに勤めて退職後は自営業などをしてきた和博さん。
子育ても終了して58才で瀬戸内海を見下ろす今の家にお引越し。
妻とのお別れ
節子さんとは20才頃に職場近くの飲食店で出会った和博さん。
しばらく交際して23才の時に結婚し一男一女をもうけたそう。
愛媛に移住するとすぐ妻に末期の胃癌が見つかったそうです。
半分胃を摘出し退院してから家に戻って1年ほどで他界した妻。
自然が大好きなので最期は絶景の見える家でと決めてたそう。
妻の死後は気を紛らわせるため宅配の仕事を始めた和博さん。
昨年75才で退職するまで片道約40分の山道を通勤してたとか。
離れたくない
景色が最高やね♪ pic.twitter.com/5OJsmH1vP5
— TED_41 (@jetbath) February 9, 2024
和博さんが作ったウッドデッキからの夕日が美しかったです。
家は普段は一階しか使わずもう10年も二階に登ってないそう。
冬は暖をとるために一か月間に200リットルも灯油を使うとか。
普段の食事は最近は総菜や冷凍食品がメインになっているそう。
20km離れたホームセンターに買い物に行った和博さんでしたが
50kgの砂利を購入して妻のお墓周りをキレイに掃除してました。
植木の手入れをしたり山の上の家に本当に愛着があるようです。
まとめ
いい話やね。 pic.twitter.com/FHCeO5GSmC
— etoransie (@etoransie) February 9, 2024
節子さんの思い出話をする時は口元を隠す仕草をする和博さん。
こみ上げてくるものがあり多分涙を流しそうになるのでしょう。
リタイヤして第二の人生を過ごそうをした矢先に亡くなった妻。
和博さんの胸中を察するとなんともいえない苦しさを感じます。
「ここの手入れが終わったら死ねる…」と笑顔で語る和博さん。
刈り込まれた植木の向こうに美しい瀬戸内海が見えてましたね。
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