11/11「ポツンと一軒家」は2時間30分スペシャルでしたが
山形県の会津侍が暮らした築150年の古民家がステキでした。
写真を撮りにくる人も多くて人気の撮影スポットなんだとか。
茅葺屋根の大きな家に住むのは高橋政義さんと奥さんの二人。
高齢者が雪深い山奥の家でポツンと暮らしとはスゴイですね。
山形県の高橋さん
このあたりは毎年冬に3メートルの雪が積もる豪雪地帯ですが
茅葺の屋根はたまった雪が一気に落ちないので安全なんだそう。
屋根の葺き替えは大変ですが先祖への感謝から続けているとか。
家の横に雪を溶かすタネと呼ばれる融雪池があり雪対策は万全。
厳しくも豊かな自然の中で二人の子宝に恵まれた高橋さんたち。
20年前に同居していた長男家族が転居して今は夫婦水入らずに。
茅葺屋根の古民家
上空からの写真を見ても本当にポツンとし場所に家があります。
目の前の土地では20年前までは田んぼでお米作りをされていて
家の中にある五穀豊穣の御恵比寿様が当時を思い出させますね。
昔はここに45軒の家屋や学校、公民館に幼稚園もありましたが
やはり若い人は故郷を離れ年老いた人たちの数は減少し過疎へ。
これだけ広い土地に今は一軒家だけとは時の流れを感じますね。
命尽きるまで
足を悪くした奥さんの代わりに家事全般をこなす高橋政義さん。
89才ですが眼光鋭くまだまだお元気そうで少し安心しました。
政義さんは現在母屋以外の建物を解体する作業をしていましたが
残されたときのケジメとして自分で建てたものは自分で壊すそう。
奥さんも収穫したクルミの皮を一つ一つ剥いて頑張ってました。
この土地で命ある限り精一杯生き抜くという決意に感動します。
まとめ
#ポツンと一軒家 にでてきた、会津の侍が移り住んだといわれる、山形県飯豊町の家。立派な藁葺のお屋敷なので、よく「写真を撮らせて下さい」といわれるらしいが、考えたら自分も去年撮らせてもらってたw pic.twitter.com/yimgzxjzLs
— D (@ddrle) 2018年11月11日
高橋家の畑の脇には杉の大木があり山の神の祠がありましたが
ここはかつて集落に暮らす人々が足繁く参拝に訪れたんだそう。
今でも毎年5月には神主さんを呼び神事を行っているんだとか。
お米の豊作を願いその土地の神々に祈りを捧げる牧歌的な風景。
ロケーションもまんまで日本昔ばなしを見ているようですね(^^)
山形県の美しい茅葺屋根の古民家に住むステキな老夫婦の物語。
これからも一日一日楽しい思い出を刻み込んでほしいものです。
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