4/28「ナイトスクープ」最初は京都のいずたによしのりさんからで
友人の息子の小学2年生の矢野翔大くん(8才)に関する依頼でした。
翔大くんは昆虫が大好きで中でもカブトムシのフンを研究してるとか。
幼虫が出すフンを集めてなんと炭や線香やお茶を作っているそうです。
翔大君が糞から線香花火を作れるようにしてあげてとの依頼でしたね。
昆虫博士
2才からカブトムシを飼育して現在で7世代目になるという翔大くん。
カブトムシの幼虫を48匹と他に29種類の昆虫も飼っているそうです。
吸血ダニもいましたがエサは自分の鼻血や切り傷からの血なんだとか。
カブトムシのフンは乾燥させてから米袋に入れて保存してるそうです。
ちなみに2021年度分が袋に入ってましたが約26万個あるようですね。
糞から線香花火は作れるのか京都大学院から助っ人が来てくれました。
フン茶
虫は苦手や。 pic.twitter.com/GhkV8F0Uky
— TED_41 (@jetbath) May 5, 2023
丸岡毅さん(26才)は蛾の幼虫の糞からお茶を作り商品化してるそう。
みんなでオオミズアオの「虫秘茶」を飲むと案外美味しいらしいです。
翔大くんもカブトムシの幼虫のフンを圧力鍋で20分蒸してお茶を製造。
丸岡さんに飲んでもらうと「甘くて美味しい」と言ってくれましたね。
その後は小麦粉50gとフン5gを混ぜて作ったそば「うっそば」を味見。
最後は糞そのものを食べてましたがちょっと罰ゲームみたいでしたね。
線香花火
本来の依頼達成のために向かったのは丸岡さんの京都大学院の研究室。
これまでどうしてもカブトムシの糞で線香花火を作れなかった翔大君。
丸岡さんによると炭酸カルシウムと硫黄と松煙を混ぜると大丈夫とか。
カブ炭をすり潰した粉に上の材料を加えると世界初の花火材料が完成。
材料をのせた半紙を「こより」にすると線香花火が出来上がりました。
暗くなってから点火すると見事に線香花火から火花が出てくれました。
まとめ
面白い研究やね。 pic.twitter.com/BMbJkcMalc
— etoransie (@etoransie) May 5, 2023
人に役立つものを作りたいから昆虫の研究をしているという翔大くん。
線香は亡くなったカブトムシを供養するため作っていきたいんだそう。
いろんな可能性がある研究と思いますが食べるほうはキツかったです。
昆虫食マニアの方はいいかもしれませんが苦手な人もいると思います。
乾燥させたカブトムシの糞を肥料として畑に使うのは全然ありですね。
いずれにしても研究を続けてこの道で大きく成功してほしいものです。
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