4/11「ポツンと一軒家」は島根県邑智郡美郷町が舞台ですが
山本貢さん(73才)と妻の佐由利さん(69才)のお家を紹介。
中学1年生のときに養子となり西島姓から山本になった貢さん。
農家の次男は継ぐ家がなく親戚の家に行くことに決めたそう。
生みの親と育ての親それぞれに感謝の気持ちがあるようです。
島根の山本貢さん
貢さんの実父が養子に出す条件として大学進学をあげたそう。
養父も貢さんを受け入れるためにわざわざ家を新築し大歓迎。
大卒後に大手スーパージャスコ(イオン)に就職した貢さん。
入社3年後の25才で佐由利さんと結婚して娘2人のお父さんに。
仕事は最初は四日市本店に勤務し最後の20年は千葉県の幕張。
介護のために島根に帰れるもその1年後に養母が91才で他界。
養父母が建てた家
もともと山本家は代々夏は田んぼ冬は炭焼きをしていたそう。
35年前に舗装道路ができるまでは麓までは山道を歩いたとか。
遠距離介護をしている時は千葉県から片道9時間をかけて帰省。
飛行機代やタクシー料金を考えると恐ろしい金額になりそう。
今もポツンとしているゆえに買い物は週1にまとめ買いをして
それぞれ2台ずつある冷蔵庫と冷凍庫に食材を保管してるとか。
農業が楽しい
現在は畑いじりが趣味で10種類の野菜を無農薬で栽培したり
裏山では360本のクヌギの原木で椎茸を作ってるという貢さん。
自分達で食べる分と娘夫婦にあげる分と残りは販売用だとか。
麓の産直市場に月2回出荷し生椎茸は2個入りで税込み151円。
お米は機械がないので知り合いに作ってもらっているそうで
毎年750kgほど収穫し玄米として保存し毎月娘たちに仕送り。
まとめ
ステキな話やね。 pic.twitter.com/W1fGF46PfS
— etoransie (@etoransie) April 17, 2021
農業の経験はゼロでしたがインターネットで勉強したと貢さん。
都会暮らしでは経験できない今の生活に満足のようでしたね。
奥さんもポツンと生活では友達付き合いがなく寂しいけれども
「今は落ち着いてる」「一番安定してる」と気に入ってるよう。
親戚の家に養子になり終の棲家としてそこに戻ってきた貢さん。
「僕はここに帰らないといけない」の言葉が胸にしみますね。
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