10/8「ナイトスクープ」3人目は兵庫県の石橋和美さん。
亡き父が作っていた車掌カバンを作ってみたいとの依頼。
今年5月に外出先で倒れそのまま他界した父・龍秀さん。
車掌カバン工房「武田」の店主でその筋では有名のよう。
和美さんの父への想いがひしひしと伝わる感動回でした。
亡き父の車掌カバン
車掌カバンとは鉄道やバスの車掌さんが使ったカバン。
昭和の時代を彷彿させレトロな雰囲気でオシャレです。
和美さんは子供の頃よく父の工房で手伝いをしたそう。
30年近く工房には行ってませんが思い出の場所だとか。
いつか父の後を継いでカバン職人になりたかったそう。
ただ職人技を受け継ぐ前に父親の突然の死でショック。
公式サイト
車掌カバン工房 武田
工房「武田」
いい話やね。 pic.twitter.com/oPy0CA2jqu
— TED_41 (@jetbath) October 11, 2021
武田龍秀さんは高校卒業後に父に師事しカバン職人に。
「京都市バス」や「広島電鉄」にも納品してたらしく
本物の車掌カバン販売店として鉄道マニアにも人気に。
現在ホームページを見ると只今休業中とあり残念です。
今回は京都「革工房むくり」の荒田覚さんにお願いし
車掌カバンの作り方をていねいに教えてもらいました。
公式サイト
革工房むくり
処女作完成
ということで車掌カバン作りがスタートしましたが
道具やアイテムが独特でまさに職人の世界でしたね。
荒田さんも職人さんなので作業に打ち込んでました。
和美さんの「私の分も残して!」が面白かったです。
作業は夜遅くまで続いて渾身の車掌カバンが完成に。
記念すべき処女作は母へのプレゼントになりました。
まとめ
ステキな話やね。 pic.twitter.com/JhqR8rEDH7
— etoransie (@etoransie) October 11, 2021
工房に和美さんが中学の頃に描いた絵がありました。
お父さんが一生懸命に車掌カバンを作ってる絵画で
作業場の一番よく見える場所に飾られていましたね。
父親のことを思い出しながらカバンを作る和美さん。
完成後に感極まり涙ぐんだ表情が忘れられませんね。
ぜひ「武田」を引き継ぎカバンを作ってほしいです。
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