9/23「ナイトスクープ」一人目は京都の齋平さん(41才)ですが
アンティーク家具のタンスの扉が開かなくなり困っているんだそう。
観音開きの扉は2ヶ月前までは普通に開け閉めできていたそうです。
父親が中国で買い付けてきた年代物の逸品なので大事にしたいとか。
最終的に扉は開いたのですが後ろに大きな穴ができてちょっと残念。
扉が開かない
タンスの中には棚があっていくらかモノが入ってる状態なんだそう。
何らかの原因で棚が外れて扉の開閉を邪魔しているのではと平さん。
取っ手に付いているかんぬきは正常なので問題はタンスの中ですね。
とりあえず体重をかけて引っぱったり揺すったりをしましたがダメ。
バールを使って扉を開こうとすると取っ手が壊れそうになりアウト。
まずは中を確認したほうが良いとなってファイバースコープが登場。
穴が開いた
穴開けすぎ(^^) pic.twitter.com/iE92x69SGR
— TED_41 (@jetbath) September 26, 2022
タンスにはカメラが入る隙間がないので仕方なく穴をあけることに。
電気コードを通すかもということで結構大きめの穴が開きましたね。
カメラで覗くと棚は外れておらず扉を圧迫するものも見つからない。
穴から太めの棒を差し込んで木槌でコンコンと叩いても扉は開かず。
タンスは中国製ですが釘を一切使わない木組みで作られていたので
専門家の「宮大工養成塾」の代表・金田優さんに来てもらいました。
扉が開いた!
最初は手こずりましたがタンスを台の上に乗せてやや斜めにセット。
例の大きく開いた穴に棒を突っ込んでコンコンすると扉がオープン!
気になるタンスの中は見た感じ何も問題なくて棚も大丈夫でしたね。
扉が開かなくなった原因は扉裏に付いている横木がズレていたこと。
横木と横木ががっしりと押し合い圧迫しあって動かなくなったよう。
タンスの構造をすぐに理解してクリアした金田優さんさすがですね。
まとめ
さすが宮大工さん! pic.twitter.com/73Rk2x5msk
— etoransie (@etoransie) September 26, 2022
平さんの父親が中国で手に入れてきた「ほれ薬」が気になります。
いい仕事をした金田さんにプレゼントされて面白いオチでしたね。
結果的にドリルで開けたあの穴のおかげで問題解決となりました。
アンティーク家具でちょっともったいないですが仕方ないですね。
最初から金田さんを呼んでいれば穴を開けなくてすんだかもです。
いずれにしても依頼者は満足しているようなので良かったですね。
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