7/20の「ニッポン行きたい人応援団」は
カナダ人エンジニアのジャスティンさん
機械いじりの好きそうな方でしたが
今はまっているのはからくり人形で
見よう見まねで手作りされてました。
来日し本物の職人さんの仕事を見て
感動するジャスティンが面白かったです。
日本の伝統 からくり人形
9代玉屋庄兵衛(高科庄次)さんは
この道の第一人者で経歴もスゴイ!
初代の玉屋庄兵衛からの9代目ですが
徳川吉宗の時代から伝統が継承されてます。
大英博物館に茶運び人形を寄贈するなど
国内外で名前が知られているようです。
現在毎週土曜日にからくり製作の実演を
「からくり展示館」でされています。
気になったからくり人形ですが…
茶運び人形
このからくり人形かわいいですね(^^)
でも中はとても緻密にできていて驚きます。
使われている7種類の異なった材木は
すべて30年以上乾燥したものだそうです。
頭の部分は二つに割って中を掘り抜き
湿気によるダメージをなくしているとか。
故障せず100年以上も動き続ける訳は
こういう伝統と匠の技があるからですね。
弓曳童子(ゆみひきどうじ)
これも江戸時代の作とは信じられません。
玉屋さんが復元したものが紹介されましたが
よくこんな繊細な仕事ができるものです。
4本の矢のうち最後の1本だけが
わざと的を外すという設定だそうで
なんとも遊び心のある粋な人形ですね。
顔が見る角度によって表情が違うのは
狂言の能面からのヒントを得たとか。
細部に至るまで妥協のない仕事ぶりです。
文字書き人形
世界で2体しかない文字書き人形を
玉屋さんがたまたま修理をしてました。
所有者のご厚意で動かしてもらえましたが
ジャスティンさんも感動の様子♪
何がどうなってあんな動きになるのか
複雑すぎて全く理解できません(T_T)
4種類の文字(寿、松、竹、梅)を
すました顔で書く人形がカッコイイですね。
まとめ
今回の放送は内容が面白いだけでなく
日本の伝統文化の奥深さに感動しました。
こんな技術が300年以上前からあるなんて
海外の人たちも真実を知って驚くはずです。
ジャスティンさんはカナダに帰って
新しい人形を作ると言ってましたが
新作は多分コチラで発表されそうです。
Justin milesというYouTubeアカウントで
これまでにも動画をアップされてますね。
ジャスティン作の弓曳童子が楽しみです(^^)
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