8/21「ポツンと一軒家」は秋田県大仙市大沢郷宿曲師ケ沢が舞台。
ドローンを使いスマート農業で米作りをしていたのは田村春夫さん。
グリーンロードという道の先に6町3反歩の水田が広がってましたね。
自身所有の田んぼは3000坪ですがリタイヤした人の休耕田も受託。
お金のためというより故郷の景色を守るため稲作を続けているとか。
忙しい兼業農家
300年前から兼業農家をしてる田村家ですがこちらは本家だそう。
6年前から耕作放棄地に力を入れて現在年間31tの収量があるとか。
冬など農閑期は山仕事をしないと生活は苦しいと言ってましたね。
63枚の田んぼがあっても一般的な年収500万円にもならないそう。
昨年は助成金を利用して180万円で農薬散布用のドローンを購入。
水田一枚を約5分作業で終わるのでとってもスマートな農業ですね。
人生の転機
小学校まで2km中学生まで8kmあり通学が大変だったと春夫さん。
高校はとなり町で下宿生活し農業関係の専門学校で勉強したそう。
その後は福岡の肥育農家に就職したものの2年後にはやめて帰郷。
母親がくも膜下出血で倒れたので家族を助けるためだったとか。
故郷に帰ってからはトラック運転手や土木・工場労働などを転々。
11年前からは正式に父親から米農家を継いで現在に至るそうです。
スマート農業
いい話やね。 pic.twitter.com/U2WxIAbIMT
— TED_41 (@jetbath) August 28, 2022
ドローンは大型バッテリーが搭載しているも継続飛行時間は10分。
手際よく作業しないと電池切れで墜落するリスクもあるようです。
リモコン操作するのは春夫さんですが指示を出す相棒が必要とか。
相方の合図でドローンが方向転換し均一に農薬散布してましたね。
もう一つ自慢のマシンはオシャレなデザインのトラクターでしたが
草刈り専用アタッチメント装着可能で4人分の働きをするそうです。
まとめ
米作り頑張ってほしい。 pic.twitter.com/CcVRHl4mIa
— etoransie (@etoransie) August 28, 2022
家を出たかったけど父親の意思を継いで米農家になった春夫さん。
目標はあと7反田んぼを増やして7町の広さにすることなんだそう。
気になる次の担い手ですが現在高校生の息子には夢があるとか。
プログラミングの仕事がしたいそうでお父さんも応援してるそう。
春夫さんはまじめに農業に取り組んでいる相棒の今田さんに期待。
息子でなくても志のある若者に故郷の未来を託したいそうですね。
ぜひ美しい田舎の原風景を地元のみんなで守ってほしいものです。
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