3/4「YOUは何しに日本へ」最後のYOUは元国連職員ジャックさん。
75才フランス人は平和を求め世界中で放浪の旅をしてるんだそう。
中でもお気に入りは日本で素晴らしい秘密の場所があるんだとか。
高知県安芸郡東洋町甲浦ですが何もないところが逆に好きだそう。
なぜ甲浦なのかと首をかしげましたが理由を聞いて納得しました。
元国連ジャックさん
ジャックさんはこれまで世界196ヶ国中175ヶ国を訪問したそう。
日本は23回目の来日で友人たちを招待し案内するのが楽しみとか。
片言の日本語も話せ甲浦には馴染みの元旅館の友人もいてました。
20年近くフランスには戻らず家族も家も車も持ってないんだそう。
26才のときに国連に入り紛争解決のハードな仕事をしてきましたが
善良な市民が苦しむ悲惨すぎる光景に深い心の傷を負ったようです。
安芸郡東洋町甲浦
大阪→和歌山→徳島→高知と移動し辿り着いた小さな漁村「甲浦」
江戸時代から物資の運搬や参勤交代に出向く時に使われたんだそう。
昭和40年代には大型フェリーが定期就航し町は活気に溢れましたが
1998年に明石海峡大橋の完成でフェリー廃止となり人口減少へと。
現在は270世帯500人が暮らしてますが特に観光資源はないんだとか。
どこにでもある過疎化の進む日本の漁村の風景がそこにありますね。
世界一平和な町
国連での大きな初仕事は1989年のナミビア独立戦争支援だったそう。
それ以降も沢山の紛争現場に赴いては辛い経験をし酒に溺れたとか。
そんなジャックさんが10年前にヒッチハイクでやって来たのが甲浦。
町の静けさや民家の佇まい、農家や漁師の簡素な生活に感動したそう。
中でもお気に入りは白浜海岸を見下ろす小高い山にある小さなベンチ。
海は木々で見えなくても遠くから聞こえる波の音に幸せを感じるとか。
まとめ
国連YOUいい人やな。
甲浦に行ってみたくなった! pic.twitter.com/XHiI6ne6oC— etoransie (@etoransie) 2019年3月6日
甲浦にはこれまで8回来てますが来年も平和を感じに来たいんだそう。
漁港の見えるベンチに座りただあんぱんを食べお茶を飲むという時間。
なんとも地味な画でしたがジャックさん感極まってうっすらと目に涙。
はっきり言ってもっと美しい場所は日本にだって他に沢山ありますが
甲浦の懐かしい古き良き昭和なテイストは平和の象徴とも言えますね。
ジャックさんの感動した甲浦に癒やしを求め行ってみたくなりました♫
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