10/29「ポツンと一軒家」は北海道中川郡豊頃町湧洞が舞台で
目的の建物はワカサギ漁などを行う”番屋”というものでした。
中村哲也さん(55才)が外周30kmの沼で一人で漁をしていて
捕れたワカサギや川エビなどを佃煮にして販売していましたね。
近年漁獲量が減ってるそうですがとても美味しそうな一品です。
親子で漁師
約50年前に亡き父親の光延さんがこの沼で漁を始めたそうです。
沼の平均水深は3.5mほどで番屋の建物は平成9年に完成したとか。
大雨で砂州が決壊することもあり汽水域を含んでる感じですね。
昔は多い時にワカサギが一日100kg捕れたこともあるそうですが
ここ10年くらいは不漁で他にはウグイや川カレイも捕れるそう。
沖合の定置網で鮭を捕ってたこともあるけど今はしてないとか。
家業を継承
哲也さんは中学高校は帯広で寮生活してその後1年間専門学校へ。
漁業組合の職員養成所に通ってから19才でUターンしたんだとか。
令和3年に家業を継承するもその年の盆に父が他界したそうです。
光延さんは船で漁に出かけた後に沼で溺れ死んだということです。
湖が凍る12月末から3月中旬以外は毎朝漁に出るという哲也さん。
毎年5000万粒のワカサギの卵を放流し漁を継続していそうですね。
美味しい佃煮
ワカサギ美味しそうや。 pic.twitter.com/sHehYPJjaL
— TED_41 (@jetbath) November 10, 2023
番屋から約35km離れたところに自宅兼加工工場がありました。
捕れたてのワカサギと川エビを哲也さんと奥さんがすぐに加工。
平成9年に完成の工場には大きな佃煮専用鍋が沢山ありましたね。
佃煮はワカサギが300gで1600円川エビが300gで1700円で販売中。
毎週近くの直売所で売っていて電話での注文もやってるみたい。
中村家は男の子が二人いますが彼らが後を継ぐかは未定だそう。
まとめ
ワカザギ食べたい♪ pic.twitter.com/5ITejF1QeX
— etoransie (@etoransie) November 10, 2023
ワカサギは1か月で孵化して5か月で5cmの成魚になるそうです。
比較的持続可能な漁に思えますが現実はそうでもないんだそう。
収入が安定しないので息子たちは自由にしてほしいと哲也さん。
自分は元気なうちは体と相談してマイペースで漁を続けるとか。
哲也さんの作る佃煮の美味しさが画面から伝わってきましたね。
これかも事故のないように気をつけて漁をしてほしいものです。
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